ビッグバン★セオリー 〜 ギークなボクらのファンサイト 〜

オタク青年と運転免許の法則

レナードが夜中に仕事をしているので、大学まで送ってもらえないシェルドン。ペニーをはじめ、友人たちに送ってもらうが小うるさいので路上に捨てられてしまう。ついにはシェルドン自身が運転免許を取るように説得するのだが...。


シェルドンが色々な人の車に乗る前半と、免許センターでの押し問答、そしてハワードが持ってきた運転シュミレーターなど見所満載の回だ。

シーズン2エピソード5登場キャスト

登場人物 俳優 吹替声優
レナード ジョニー・ガレッキ 千々和 竜策
シェルドン ジム・パーソンズ 安達 貴英
ペニー ケイリー・クオコ 新谷 良子
ハワード サイモン・ヘルバーグ 小森 創介
ラージ クナル・ネイヤー 興津 和幸

朝方、へとへとに疲れて帰ってきたレナード

おっはようレナード!

ああ

仕事に行く途中で雑貨店によってくれ。スターウォーズのシーツ買ったんだけど、かなり刺激が強すぎてぐっすり眠れないことがわかった。ダースベイダーが僕をじっと見てるんだ。

仕事にはいかない

ここ数年全然パッとしないからって、別に諦めることはない。

疲れたレナードに送ってもらえないシェルドン

じゃあどうやって仕事に行けばいい?

バスに乗れ

いやあもうバスはごめんだ。シートベルトがないし、ゴムロープで体を固定させるのもダメだって。

ゴムロープでシートに体を固定しようとしたのか?

実際固定には成功した。でもなぜか他の乗客が怖がり出して、僕は降ろされた

ペニーの部屋に来たシェルドン

(コンコンコン)ペニー、(コンコンコン)ペニー、(コンコンコン)ペニー

シェルドン、どうかしたの?

レナードが眠った

ご報告ありがとう

ねえ待って、僕を職場に送らなきゃ

そんな義務はないと思うけど。

でも僕は運転しないしバスにも乗れない

大丈夫ゴムロープ持ち出さなきゃちゃんと乗れるから

ちょっと待って。君はこの前、僕らは友達だって言わなかった?

ええ、そういったわ。友達よ。

僕らが友達ということなら、暗黙の了解で友情に認められている権利を行使する。頼みごとだ。

ああ、神様。

ごめん、朝のお祈りの邪魔してるとは思わなかった。終わったら出かけよう

ペニーに送ってもらっているシェルドン

ユークリッド通りの方が直線距離で短いけど、路面に減速バンプがあるために、所要時間はかなり増える。効率的選択とは言えない。

ブチギレているペニー

でも運転手は君だ。

減速バンプに突入した

アアァーン

減速バンプで減速しないなら、さっきの発言は取り下げる。ねえ、これ知ってる?通りの名前で一番多いのはなんだと思う?

さあ

ちょっと難しいよ?答えば二番通り。普通一番通りだって思うだろ?でもどこの街でも一番通りは別の名前がつけられる。メインストリートとかブロードストリートとかミシガン通りとかね。レナードとは通勤時間によくこんなクイズ出し合って頭の体操するんだ。言葉遊びもする。よかったらやってみる?

いいえ

いいだろ、楽しいよ?

減速バンプ

オッッポウ、まただ。

それじゃ、元素の名前を言うから、君は僕がいった元素の最後のアルファベットから始まる元素の名前を言って。じゃあ行くよ。ヘリウム。

無視するペニー

Mだから君はマーキュリー、、。最後はYか。うーやるなあこいつは難しいぞ。じゃあイッテルビウム。君はまたMだ。君はモリブデンって答える。で、僕はマグネシウム。すると君がマンガンって言って、僕はユーロピウムって言う。君がメンデレビウムって答えると、もうMはなくなる!マイネトリウムはまだエカイリジウムって呼んでるからね。おめでとう!君の勝ちだ!

帰りはラージに送ってもらっているシェルドン。

なんで道路の真ん中に置き去りにされた?

ハワードと意見が分かれた

なんについて?

彼が僕を殺す気かどうか。僕は殺す気だったと思ってる。

教習所の予約をされたシェルドン

陸運局免許取得ハンドブック?僕は助手席で十分

いや是非とも免許を取得してくれ

狂気の時間を終わらせてくれ

ペニーが君を送っていく。僕は寝るよ。

なんでペニー?

じゃんけんで負けたからだ。

免許センター

僕は運転免許なんて必要ないのに。アインシュタインも免許は持っていなかった。

アインシュタインは走っているバイクの上で暴れて僕をちびらせてない

私もアインシュタインのタマは蹴飛ばしたいと思わない

普通みんな16で免許取るのに、なんであなたはとらなかったの?

その頃は忙しかったもんで

何してたの?

「N=4 超対称性理論」の摂動振幅を調べていて、高次ループの「N=8 超重力理論」での紫外線の性質をツイスター理論で考え直してた。

それ、1年ずっと考えてたの?

シェルドンの番が来た

提出して

とまどうシェルドン

まだ論文は完成していない。

仮免許の試験問題にいちゃもんをつけるシェルドン

なあ、なんで陸運局に異議を唱えるんだ?

彼らも学ばなきゃ成長しない。見て、問題2「路面が一番滑りやすいのはいつか?」答えは三択だけど、どれも正しくない。正しい答えは「新たな摩擦が生じない程度の液体の膜で路面が覆われ、タイヤと道路の間の静止摩擦係数を実質的にゼロに近づける時」だ

(仮免許をくれながら)仮免許証、帰って

シュミレーターで運転の練習をするシェルドン

よし2006年型赤のフォード・トーラス。場所はパサデナの市街地。

うーん

なんだ?

統計的に赤い車は他の色より、警察によく止められてる。警官と面倒はごめんだ

わかった。何色ならいいんだ?

ルーク・スカイウォーカーのライトセーバーみたいな薄いブルー。でもデジタルリマスターされる前の色だよ。

黒に決まり

このまま諦めるのか?

いや、諦めたりしない。僕に不可能はない。

じゃあ次はどうするんだ?

僕は、ある意味ニュータイプのようだ。運転するには、明らかに、進化しすぎてる。

どう言う意味だ。

なあいいか、僕の足の小指と前から二番目の歯が、なんで同じ体格の人の平均より格段に小さいか不思議に思ったことないかな?

君は色々不思議だけど、それは思ったことない。

これは、僕が平均的人間より進化の度合いがはるかに進んでいることを示すものだ。

ハワードのバイクに二人乗りするシーンと、エア・シートベルトのシーンは腹筋崩壊級の面白さだが、残念ながら文字では表現できなかった。是非映像で確認してほしい。それにしてもシェルドンが苦手分野に挑戦する回は名作ばかりだ。

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