ビッグバン★セオリー 〜 ギークなボクらのファンサイト 〜

国外退去と海賊の法則

ラージが国外退去になる可能性が出てきた。このまま大学で新しい仕事を見つけないと、海賊になるしか無くなってしまう。シェルドンがアクション映画の準主役キャラのように救いの手を差し伸べるが...。


案外めずらしいシェルドン×ラージ回。普段からラージを下に見ているシェルドンだったが、ラージが窮地だと知ってさらにマウントを取っていく。

シーズン3エピソード4登場キャスト

登場人物 俳優 吹替声優
レナード ジョニー・ガレッキ 千々和 竜策
シェルドン ジム・パーソンズ 安達 貴英
ペニー ケイリー・クオコ 新谷 良子
ハワード サイモン・ヘルバーグ 小森 創介
ラージ クナル・ネイヤー 興津 和幸

ラージはどうだった?

まず、いいニュースから言うと、ラージはママのターブリスカフィッシュがいやなわけじゃなかった。

信じがたいけど、続けて。

それで悪いニュースだけど、国外退去だって。

国外退去ってなんだよ?

アメリカ政府がこの国から彼を追放するということだ。自分の国であるインドに帰るか、受け入れてくれる別の国に移住するか、無国籍の海賊として海をさすらうかだ。僕なら海賊を選ぶ。

首になりそうなラージ

待って、この半年間は何してたんだ?

メールのチェックしたり、Facebookを更新したり、ウィキペディアを荒らしたりとか。今はネット上のデータで映画もレンタルできる。

つまり君は今まで大学から金をだまし取っていたんだな。宇宙物理学者の倫理にもとる。海賊にはもってこいだけどね。

食堂で牛肉を見つめながら

ああビーフよ。君と別れるのが辛い。ムンバイマクドナルドにはビッグマックがない。その代わりはチキンマハラジャマック。スペシャルソースはカレーだ。インドではスペシャルでもなんでもないけどね!

けどなんでヒンドゥー教徒は牛肉を食べないんだっけ?

牛は神様だから

いや、正確にいうとヒンドゥー教徒はコブウシを神聖視してる。

僕にインド文化を語るな!牛に誓っていうけど、僕は今君を殺したい。

がっかりラージ

終わりだ。のぞみは消えた。国外退去だ。インドに送還されて、いとこのサンジェイにいびられる。職場のコールセンターじゃ、アメリカ人ぽくデイブと名乗ってるらしいけど。

ただいま。ラージ、ラフリン教授の仕事は決まった?

いいや

やっぱりな。でも心配ない。アクション映画によくあるパターンで、中盤を過ぎたところで死んでいく準主役キャラのように、僕は君の窮地を救いに来た。

まあとにかく、学部長から追加で予算をもらったから、ラージは僕の下で働けるよ。

君と一緒に?

「下で」だ。仕事につくなら正確に聞き取ってくれ。

あまり悪く取らないで欲しいんだけど、僕はガンジス川を裸で泳いで、乳首にちょっと切り傷つくって、感染症でじわじわ苦しんで死ぬほうが君と一緒に働くよりマシだ。

「下で」だ。

シェルドンの研究室にラージがやってきた。

用件は何かな?

君と一緒に働く件、受けようと思う。

「下で」だ。

君の、下で。けどそれには条件がある。まず、常に同等な同僚として僕に接すること。次に、僕の貢献は出版物に明記すること。最後に、決死て僕にヒンドゥー教やインド文化を語らないこと。

君には本当感心したよ。適切でもっともな条件だ。

どうも

全部却下。

じゃあ仕方ないな。仕事を受ける。

二人っきりのソファー。

ねえ、ちょっとハメ外さない?

何するの?

シェルドンの場所にずれていちゃつくの

喧嘩しているラージとシェルドン

クースラポリ君、上の人間としてそれ以上書くことは禁止する!

君は僕の上じゃない!

あらゆる点において上だ!

そう、これできる?

高速で印を結び始めたラージ。

お世話になりました。

ロッキーっぽい演出は言葉では説明できないが面白かった。作り手の遊び心が感じられる。

エピソード一覧をみる >
トップに戻る