シェルドンが語る物理
紀元前600年ごろのある暑い夏の夜、君は地元の市場、いわゆるアゴラで買い物を終えた。そして夜空を見上げると、なんと、いくつか動いている星があることに気づき、こう名付ける。プラネテス。つまり、彷徨う者。
必死にメモを取るペニー
(挙手)
何かな?
あの、これレナードの仕事と何か関係ある?
これは、今から共にたどっていく2600年の旅の入口だ。古代ギリシャからアイザック・ニュートン、ニールス・ボーア、エルヴィン・シュレーディンガー、そして今レナードが実験をパクっているオランダの研究者へと続く。
ペニーとプリヤが同じ空間にいる、とても気まずい感じだ。
それで?・・・プリヤは弁護士ですって?
よく退屈だって言われる。
アハ??!まさか!全然退屈なんかじゃないよ!彼女は今デリバティブ市場の整備に携わっているんだ。この先飛躍的に成長しそうな電磁技術への投資を、海外の自動車会社がヘッジできるようにねえ!ンフ??!
ありがとう?!おかげで全然退屈に聞こえないわ。