プリヤがまたレナードと付き合うと言い始め動揺するラージ
聞いて、兄さん。私たちまた付き合うことに決めたの。兄さんには私が誰と付き合うかとやかくいう権利はないから。
いや、彼には権利がある。ヒンドゥー教のマヌ法典に明確に記されているんだ。父親が娘のそばにいない場合、彼女の基本的欲求を律する義務を負うのはもっとも身近な血縁の男性だとね。この場合ラージだ。法典にはさらにこうある。掟に逆らった場合、その女性は来世でジャッカルに生まれ変わり、罪によって疫病に苦しめられる。もし本当なら、そんな危険を冒すのはひどく損じゃないかな。たかがレナードのために。
慰めに来たエイミーが、ペニーをめちゃくちゃディスる図
どういう事態かわかっていないみたいね。元彼があなたの後釜にとても理想的な相手を見つけたの。あなたよりふさわしいお相手をね。
ああ、、よかったじゃない。・・・私よりふさわしいって？！
ねえ、確かにあなたの第二次性徴の発達には目を見張るものがある。でもプリヤは高学歴で立派な仕事に就いてて、その上出身はセッ◯スの奥義に関するハウツー本を出した国よ？それにひきかえあなたはコミュニティカレッジ中退で、牛を倒して遊ぶような州の出身よ。
ペニーとプリヤが同じ空間にいる、とても気まずい感じだ。
それで?・・・プリヤは弁護士ですって？
よく退屈だって言われる。
アハ??！まさか！全然退屈なんかじゃないよ！彼女は今デリバティブ市場の整備に携わっているんだ。この先飛躍的に成長しそうな電磁技術への投資を、海外の自動車会社がヘッジできるようにねえ！ンフ??！
ありがとう?！おかげで全然退屈に聞こえないわ。
引き続き気まずい。気まずすぎる空気だ。
ねえ、ペニー。彼に聞いたけど女優ですって？すごく面白そうね！
ええ、本当楽しいわ。今日はオーディションがあったんだけど、キャットフードのCMだと思ってたらポルノだった。
受かったの？
オーディションを受けなかった。
君の経歴じゃ仕事は選り好みできないだろ。
誰を連れてきたと思う？妹のプリヤだ！
ちょっといいかな？講義する！君は質問を投げかけておきながら、考える時間をくれなかった。ちなみに僕の答えは「妹のプリヤ」
ああシェルドン、少しも変わってないのね
変わる必要ある？
君がいつか世論に屈することがみんなの願い。
プリヤがトイレから戻ってきた。
で、プリヤ、こっちで何かしたいことはある？
そうね、でも一日だけだし、、、。
君、電車は好き？
それほどでも
クリプキたちから逃げてラージの家にやってきたシェルドン
よかったら私が作ったチリ食べてみて。
中に豆、入ってる？
・・・ええ。
じゃあチリとはいえない。本物のチリには豆は入っていない。でも君は外国人だから知らなくても許される。
ベッドの中で朝を迎えたレナードとプリヤ
昨夜僕がカーマスートラを実践したがったのは、インド人の君にとっては今更だったかな？
そうね。インド人の女性と寝るからって、古代インドの性の書を参考にして、妙な体位を試してみるのは微妙かもね！
けど、白人男性との変態セッ◯スって本があったら試してくれていいよ。
プリヤとレナードが連れ立って帰宅
あの二人が日々セッ◯スしてんのにももう慣れた？
彼とは別れたんだし私は平気。
今のはラージに言ったんだけど？
・・・おぉっと
スタートレックの制服何着持ってるの？
2着だ。普段着とよそ行き。
イチャイチャするレナードとプリヤ
もしもの話だけど、今度ウラ中尉の制服がうまく手に入ったら着てくれる？ぐふふ。
その制服はうちの家族にとって頭痛の種。兄さんのクローゼットに入ってるからね。だからむり。
まさか彼がっ・・？！忘れて。
プリヤをディスりまくるペニーたち
プリヤは週末レナードとビーチでインラインスケートをした。信じられる？！
ここはあのクソ女っていうところだろうけど、それには情報が足りない。
そもそも私が2年がかりで彼をビーチに慣れさせたのよ。医療廃棄物を踏みたくないって怖がるから海まで抱えて運んだし。
一度ハワードを連れて行ったけど、日の光で吸血鬼みたいに灰になりかけた。
ラージがバーナデッドのことを実は好きだったというプリヤ。
兄さん、ポエムまで書いてる。かなりキモいけど。「バーナデット、僕のクラリネットを吹いて！」
そりゃ、信じがたいな。
でしょ？うちの家族もずっと、兄さんが誰かのクラリネットを吹く側だと思ってたしねえ。
一同がリビングに集合しており。ハワードはバーナデッドにプロポーズをしている。バーナデッドはハワードと別れたいという噂が流れていたので場に緊張が走る。
なあ、聞いてくれ。実は僕、バーナデッドに言いたいことがあるんだけど。みんな揃っててちょうどいい機会だから今いうよ。
あ?ちょっと待った。もっといい機会があるはずだ。
いいじゃないか邪魔すんなよ。言わせてやれ。どんな結果になろうと構わないだろう？
バーナデットを狙っているラージは嬉しそう。
ありがとう。バーナデット・メリーアン・ロステンコウスキ。
いやだ、なんなの？
僕たち、いままで問題もいろいろあったし、いつもいい時ばっかりじゃなかったけど、これだけは言わせて欲しい。僕は君のことを・・・
ハワード、もうそこまでにして。
きたぞーーー！！
・・・イエスよ。
え、なにが？
あなたと結婚する。
ほんとに？
ほんとにい？！？！？
本当よ。もちろんよ！
ありがとう愛している！
ええ、あたしもよ！！
へへっ、おめでとう！
素敵ね、感動した！
夢見たい。
泣きじゃくるラージ
バスルームにレナードとプリヤがいるときに、膀胱が破裂しそうなシェルドンが入ってきた。シェルドンはプリヤがいることに驚きを隠せない。
なんでそこにいる？！彼女は入れないはずだ。
入れないのは後から来た君の方！
ルームメイト協定第9号のBによると、不可抗力の事情がある場合、バスルームにおけるプライバシーの権利は保留となる、そして今、僕は大きな不可抗力に直面している！！
レナードがルームメイト協定を違反した件についてプリアが弁護に入った。バトルの始まりだ。
まず一件目。４月２８日またはその前後、被告人は事情を承知の上で悪意を持ってバスルームを独占した。緊急事態にもかかわらずである。つまり、おしっこ漏れそうな状態。二件目、被告人は決められた定員を上回る人数でシャワーを使用。定員は一人だ。但し水に溶ける異星人から逃げる場合は例外。
シェルドン抜きでご飯を食べる一同
う~ん。ピザの日にギリシャ料理。シェルドンに楽しい意地悪したのはあれ以来だ。ホーキング博士の声を真似して留守電にメッセージ残したとき。
それ本当？！
(ホーキング博士の声)よかったら君のブラックホール理論について議論したい~~。空港前のドーナツ店に夜中の2時きっかりに来てくれたまえ~。
プリヤも病院に駆けつけた
友達って言えば、兄さんはインドの仲間とレオタードとゴーグルでキメてニューデリーのパワーレンジャーって自称してたの。
小さい頃でしょ？
残念ながらそれほど小さくもない。
