シェルドンに、ラリータを奪われ怒り狂うラージ。両親とビデオチャット中にシェルドンが帰宅。
ラージ
両親に、なんで孫ができないか説明してみろ!
シェルドン
知らないよ?君精子の数が少ないの?
ラージ
僕の精子の数とは関係ない!
ラージ母
送ったボクサーパンツちゃんと履いてるんでしょ!ラジェッシュ!
ラージ
あー、ママ
ラージ母
ぴっちりしたパンツ履いてると寒さによくないのは知ってるわよね?
ラージ
僕の金玉の話はもういいから!(シェルドンの方を向き)君がしたことを話せ!
シェルドン
僕が何した?
レナード
彼の相手と出てった。友達はそんなことしないぞ!
シェルドン
ああ・・・よく覚えとくよ。すまない!
ラージ
おい!すまないってたったそれだけか?!
レナード
よしとしろ。僕は言われたことない。
シェルドン
時は1995年。場所はミシシッピ州ジャクソン。バスで10時間かけて行った。その間、移動中の車内で用を足さないという自分の信念を2度ほど曲げざるを得なかった。ようやく第4回ディキシートレック大会の会場に着いたら、当時僕の憧れだったウィル・ウィートンは他に用事があって現れず、アクションフィギュアにサインをもらえなかった。
ウィル
なに?
シェルドン
あなたは僕を裏切った。今こそ、復讐を果たしてやる。
ウィル
95年のディキシートレックに行ったのかい?実はあの時、ちょうど祖母が亡くなったんだよ。それで葬式に行ったんだ。
シェルドン
ばあばが死んじゃったの?それは最悪だ。
ウィル
ああ、そうだった。でも君を失望させてすまなかった。
シェルドン
いや、あなたの気持ちはよくわかる。もし僕のばあばに何かあったら、ムーンパイは立ち直れないだろう。説明しよう、ばあばは僕をムーンパイって呼んでるんだ。
ハワードに謝罪に来たシェルドン
ラージ
その袋は?
シェルドン
これはハワードに
ハワード
いや、プレゼントで何とかなる問題じゃない。
シェルドン
でも、君を傷つけたし。たとえ僕を許さなくても、これはもらってほしい。
ハワード
ソファクッションをくれるのか?
シェルドン
いや、クッションはただの象徴に過ぎない。ソファでの僕の定位置を君に渡す。
ハワード
あの場所を愛してるだろ?
シェルドン
いいや、愛しているとは言えない。定位置への思いは愛よりはるかに崇高だ。宇宙で唯一の場所であり、そこを中心にぼくの全世界が展開してるから。今や君のものだ。
ラージ
泣けるな、早く彼を許してやれ。
ザックに謝ろうか迷うレナード
レナード
でもなんて言えばいい?
シェルドン
「ザック、君が間抜けで残念だ。ミルクダッツどうぞ。」
ラージ
ミルクダッツ?
シェルドン
ああ、ミルクダッツはキャラメルをチョコでコーティングしたまろやかな甘さの謙虚なお菓子で、謝罪の印には最適だ。
エイミーに謝罪シェルドン
シェルドン
君が達成したことは素晴らしい。誇りに思ってるよ。(ニッコリ)
エイミー
コアラを見るときの顔ね!!
シェルドン
ほらバレた!!