僕が行きたいのはここまでだ(図をさしながら)。
なんのために?
ここは推測される最も早い特異点だ。人は意識を機械に転送することができるようになり、永遠が手に入れられる。
つまり、君は意識を持った奇妙なロボットになれないことが気に入らないって言うわけか?
ほんのちょっとね。
人工頭脳ってロボットってこと?
いかにも。
じゃああなたは、ロボットになりたいってこと?
基本的にはそうだ。
じゃあ聞くけど、もうすでになってない?
光栄だが、悲しいかな、ノーだ。
昼食時
シェルドン、来ないのか?
今いく
シェルボット登場
どうも、友よ。
どうも、得体の知れない何か。
僕は可動式仮想プレゼンスデバイスだ。ここ最近の出来事によって僕の体は世間の試練に耐えるには、もろすぎるということが明らかとなった。僕の意識を転送することができる時代が来るまでは、僕は安全な場所にとどまり、世間とこういう形で交遊する。
最初は少し異様に感じるかも知れないが、そのうち徐々にこういう形状の僕と付き合っていくことにも慣れてくるはずだ。
正直違いが見えない。
ありがとう、それを追求していた。レナード、明日仕事に行く時、僕を階段から下ろす時間を見越しておく必要があるぞ。参考までに僕は4つのパーツに分解することができる。
馬鹿げてる、今そっちに行く。
待て、居場所は知らないはずだ。いいか、言っておくが僕の肉体は堅牢な秘密の場所に安全に保管されている。
君は寝室だ!
いいや、それは違う。
寝室から君の声が聞こえる。
そんなはずない。
手は貸してもらう。ルームメイト協定だ。
協定はない!
シェルボットの顔に協定が映し出される
第74条C、一方がロボットになった場合もう一方には様々な義務と責務が発生する。
参りました。
車内でしつこいシェルボット
もういい、消えろ!
シェルボットの電源を落とすレナード
、、、バジンガ!!(再起動)
アーーーーーーー!!!!!!
非常スイッチをつけてある
死ぬとこだったぞ!
チーズケーキファクトリー
これって最高!仲間で集まって友情を深めながらも、君らの細菌だらけの息を肌に感じないで済む。
惑星タトゥウィーンに連れて行ってジャワに売りとばそう。
今日二度目、僕のジョークだ。
ペニーが注文を取りに来た。
どうも、担当のペニーよ。
今更自己紹介?
あなたたちと知り合いだって周りに思われるの嫌だから。
今夜のスペシャルは何か教えて?
あなたには接客しない。
やっぱりね。水さえまだ出てないし。
あなたはここにいないから。
今の発言は少数派に対する差別だ。
ウォズニャックさん?
どうも、素敵な仮想ブレゼンスだ
光栄です、僕はあなたの大ファンなんです。あなたは世界で15番目に好きな革新的技術者です!
15番目?
スティーブ・ジョブズより6つも上ですよ?
シェルボットがペニーの部屋に体当たりしてる
(ガンッ)ペニー(ガンッ)ペニー(ガンッ)ペニー
なに、シェルボット?
足首を痛めたからベッドを出られない
何かして欲しいの?
やわらか子猫ちゃんを
それで、ハワードがペニーに仲介を頼んで、彼とバーナデットはあって話すことになった。
質問。
なに?
どうして僕にそんな話を?
なぜかな。動きがリアルだからたまに人間じゃないこと忘れちゃうんだ。